【借入金は貸方、貸付金は借方】

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    会計はしっかりと勉強した人でなければなかなか難しいものです。

     

    いろいろな会計本には、「簿記を勉強しなくても会計はわかる!」なんて書かれていることもありますが、私はそうは思いません。

     

    もちろんざっくりと会計を知ることはできますが、やっぱり貸借をしっかり理解していないと応用が利かなくなります。

     

    経営の数字が『資産・負債・純資産・収益・費用』という会計の数字にどのように変換されているのかが分からなければ、財務諸表を見ても価値を感じられません。

     

     

    簿記の細かいところまで勉強する必要はありませんが、貸借を理解できるくらいは、経営者であっても会計の勉強をすることをおすすめします。

     

     


    【会計事務所のポジショニング戦略】

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      企業にはトップマネジメントとミドルマネジメント、ロワーマネジメントがあります。

      それぞれの階層にはそれぞれの役割があります。

       

      トップマネジメントであれば、やはり経営戦略の意思決定が主な役割になります。最近の流行りの具体例を挙げるとすれば、M&Aのような大きな意思決定などがあります。

       

      ミドルマネジメントと言えば、経営管理です。仕事の管理はもちろんのこと、人の管理も重要な役割です。

       

      ロワーマネジメントでは、知識や技術など、業務の運用に係るところが主な役割となります。

       

       

      私たち会計事務所のクライアントとの関わり方もこの区分で分類できると考えました。

       

      記帳代行や給与計算などの取引処理、税務相談や申告書作成業務などの知識労働はロワーを対象にしたサービスになります。

       

      そして、月次顧問としての毎月の訪問時に経営相談に乗るなどのサービスはミドルマネジメントを対象としたサービスと言えると思います。

       

      最後にトップを対象とした意思決定支援や経営戦略支援のサービスがCFO業務であり、IT化が急速に進むこの会計業界において、最も注力すべき仕事だと私は思います。

       

      このポジショニングを獲ることができている会計事務所はパソコンや他の会計事務所との交代に怯えることは一切ありません。 なぜなら、このポジションは会社のトップの機能にすでに組み込まれているからです。

       

       

      IT化が進む世の中。このIT化を利用することができれば、例え小さな会計事務所だとしても、企画一つで大きく発展していける可能性を秘めています!

       

       

       


      【会計をわかりやすく教えたい!】

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        今の会計のお仕事をさせて頂くようになり、たくさんの素晴らしい本との出会いがありました。

         

         

         

        思い起こせば、私が会計士の勉強を始めたばかりのころ、「稲盛和夫の経営実学」を読み、会計の存在意義について考えさせられました。あの本との出会いによって、私は会計がわかる人ではなく、使える人になろうと思うようになりました。

         

         

        國貞克則さんの「財務3表一体理解法」や大津広一さんの「会計力と戦略思考力」、岡本史郎さんの「実学 中小企業のパーフェクト会計」を読んで、会計の奥深さと面白さを知りました。

         

         

        また、山田真哉さんの「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」や「餃子屋とフレンチはどちらが儲かるのか?」「会計の教科書」などを読んで、会計が分からない人や苦手な人にもわかりやすく楽しく教えるというものに価値があることを知りました。

         

         

        さらに、ユニクロの監査役で有名な安本隆晴さんの「ユニクロ!監査役実録」では、CFOとしての仕事を自分の体験のように感じることができ、さらに自分の進むべき道を明確にすることができました。

         

         

        そして私が最も尊敬する弊社代表の久野康成と同じくらいすごい人だと思っている古田土会計の古田土満先生が書かれた「社員100人までの会社の「社長の仕事」」という本では、中小企業のための会計事務所のスタンスが書かれていました。

        私が感動したのは、本の内容はもちろんですが、それ以上に古田土満先生の【著者紹介】で、

        『会計を理論で説明するだけではなく、自社での実践を事例として見せる、「“教える”ではなく“見せる”」というスタンスを大事にしている』ということが書かれており、私はそのコンセプトに衝撃を受けました。

         

         

        私はどうすればもっと会計をわかりやすく教えることができるだろうかと考え続けてきましたが、事例には敵いません。しかも、世の中の事例ではなく、自社の事例ほどわかりやすいものはありません。

         

        この気づきはまた私を一歩前に前進させてくれました。

         

         

        数多くの偉人たちの仕事の上に、私のような未熟な人間が仕事をさせてもらっているわけで、私も偉人たちへの恩返しと、次の世代への知恵のリレーに参加できるよう人生を懸けて挑んでいきたいと思う次第です。

         

         

         


        【会計にセンスは必要か?】

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          中小企業の社長の中には、会計が苦手な方も多くいます。そして、会計を全く信じていない方も多くいます。

           

          「会計の数字なんて見なくても、売上日報を毎日見ているから大丈夫!」

          「利益なんて現実のものじゃないでしょ。通帳を見てお金を管理する方が大事!」

           

          このようなことをよく言われます。

           

          たしかに、経営者の方のほとんどが、会計に詳しくなくても、会社の売り上げや利益をかなり近い数字で言い当てます。

           

          彼ら経営者は生まれながらにして会計のセンスがあるのでしょうか?

           

          答えはNoです。 そして、彼らが会計の数字を言い当てられる理由もわかります。

           

          その理由は、会計の数字のアプローチではなくて、経営側から数字にアプローチをしているからです。

           

          会計の数字というのは、経営の結果に過ぎません。

           

          いくらで仕入れて、どのくらいの利益を乗せて、いくらで売るのか?

          売掛金・買掛金は何日締めの何日払いなのか?

          各営業所の人数は何人で、一人当たりの給与はいくらで、家賃はいくらで、最低いくらの売上で黒字をキープできるのか?

           

          こういった情報が頭に入っているから、決算書なんか見なくても大体の数字は言い当てられてしまうのです。

           

           

          でも、会計の本当の意味や使い方を知っていれば、もっと自社の経営状態をしっかりと把握することができるようになります。

           

           

          「スマホとかタブレットなんて必要ないよ!今の携帯で十分!」

          「メールなんかよりも手紙や直接顔を見て話さないと感情は伝わらないよ!」

           

          どうですか?使ってみたらすごく便利で、今ではもうパソコンやスマホなしでは仕事ができない状態になっているのではないでしょうか。

           

           

          世の中で便利とされているもので、自分がそれに価値を見出せない時、ほとんどの場合は、それ自体に価値がないのではなくて、自分がその活用方法を知らないだけです。

          会計も同じです。大企業や躍進するベンチャー企業達は会計の数字をしっかりと活用して成果を出し続けています。反対に会計を軽視した企業は黒字倒産や会計不正などにより、経営破綻に追い込まれています。

           

           

          会計は今を知るための道具でもありますが、未来を描くための道具として活用した時に今まで以上の価値を発揮します。

           

           

          経営者の現場力と会計事務所の会計力を融合させることにより、今まで以上の強い経営が実現できるのです!!

           

           


          【中小企業で何が悪い】

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            「うちの会社は大手のクライアントに比べて設備や資料が整ってなくてカッコ悪くないですか?クライアント先の人にも馬鹿にされてる気がして…」

             

            後輩にこんな悩みを相談されました。

             

            若い後輩はどうしても自分の会社にないものを見てしまいます。

            相手にはない自社の良さはなかなか分からないものです。

             

            自分が中小企業で働いていると思うと、どうしても大企業に対して引け目を感じてしまいます。

            でも、自分がベンチャーで働いていると思ったらどうでしょうか?

            設備がないところだって、仕組みが整ってないところだって、まだまだ粗削りなところだって、

            「そりゃうちはまだまだ伸びてる最中の会社なんで、足りないところもあるけど、一個一個創っていける楽しさがあるんですよね!」

            って言えるんじゃないでしょうか。

             

            もし、社員が自分の会社に不満を言うようであれば、それは自分の会社を中小企業と定義しているからです。

            自分が働いている会社は中小企業ではなくてベンチャーだと認識させることで、社員の不満はやる気に変わります!

             

             


            【会計専門家の限界】

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              先日、あるお客様のところに訪問をしたときのことです。

               

              クリエイティブな業界の社長で、いつも楽しそうに仕事をしていますが、感性に優れた方なので、質問も鋭さがあります。

               

              今月の訪問でも、貸借対照表の変化やキャッシュフローの状況、そして売上・利益が思ったように出ているかどうか、一つひとつ丁寧に分析していきました。

               

               

              1時間ほど雑談も交えながら会社の数字を見終わったときに社長が一言。

               

               

              「うちの会社は良くなっているんですかね?」

               

               

              この質問は一見簡単なように見えてすごく難しい質問でした。私は答るのに躊躇してしまいました。

              現金は増えていました。借入も増えていましたが、利益も出ていましたので借入の増加額以上に現金は増えていました。売り上げも伸び、社員数も増え、利益が出ている。

              これは誰が見ても良い状態ですが、それでも社長はこの質問を投げてきました。

               

              その時私はなんとなくこの質問の真意が分かったので、当たり前な答えを出すことを躊躇しました。

               

               

              「私の会社はよその良い会社に比べて良くなっているんですかね?」

               

               

              この答えを明確に答えられるかどうかは、会計の知識ではなくて、ビジネスの知識になると思います。

               

              社長は今のままの会社でいいなんて思っていないのです。

               

              良い会社とはどんな会社か?良くなるとはどういうことか?

              自分の専門分野だけではなく、社会の流れに目を向け、常に過去と今と未来を勉強し続けた人でなければ、この問いに答えることはできないのだと思いました。

               

              会計人として、コンサルタントとして、そして経営者として、範囲を狭めず顧客のために学び続けていきたいと思います。

               

               


              【経営ゲームDX】

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                皆さんは人生ゲームやモノポリーで遊んだことはありますか?

                 

                これらのゲームのルールを知っていますか?

                どうするとこのゲームのWINNERになれるか知っていますか?

                 

                そうです。

                お金を一番増やした人がWINNERです。

                 

                このゲームをやっていて、自分は1位になれなかったけど、いい人生を歩めたから満足だ!なんていう人はいないと思います。

                 

                少々過剰な表現になってしまうかもしれませんが、経営も同じなんだと思います。

                経営者によってWINNERの定義は様々かもしれませんが、経営の目的は、世の中に新たな価値を提供し、たくさんの雇用を生み、国のために税金を納める。

                でも究極的には「お金を増やすこと」ができなければ、これらのことは実現できないのが現実です。

                 

                私の好きな言葉に、

                「財を遺すは下、事業を遺すは中、人を遺すは上なり。」

                というものがありますが、このことばには続きがあり、

                「されど、財なさずんば事業保ち難く、事業なくんば人育ち難し」

                となります。

                 

                経営は売上を増やすゲームではなく、お金を増やすゲームです。

                お金が尽きればGAME OVERです。

                 

                だからこそ、私たち会計人には大きな価値があるのだと思います。

                売上・利益がどのようにお金と結びついているのかは、会計をしっかりと学んだ人間でなければ本質的なところでの理解はできません。

                 

                売上・利益を増やすアドバイスは非常に大切ですが、そこで満足するのではなく、お金が増えるアドバイスこそ、私たちが経営者から求められている役割なのだと思います。

                 

                 


                【中小企業が大企業に勝つ日】

                0

                  新興国の強みは豊富な天然資源や低賃金労働力にあります。

                  一方で先進国の強みとしては、最先端の技術や効率化されたマネジメントシステム、ホスピタリティあふれるサービスクオリティが挙げられます。

                   

                  さて、これを日本経済に当てはめたときどうなるのかと言えば、先進国が大企業で、新興国が中小企業となります。

                   

                  大企業には最新の設備やITの導入により効率化されたマネジメントシステムが構築され、ますます質の高いサービスの提供が可能になっています

                   

                  一方の中小企業はというと、新興国と同様に、相変わらずの非生産的な営業活動と工場のライン。未だにFAXの納品書の整理に追われている企業も少なくありません。

                   

                  この状況をいつまで続けますか?

                   

                  新興国と言えば聞こえはいいですが、後進国と呼ばれる国の様子を見て“この先もずっと先進国においしい蜜を吸い取られていくんだろうな”という感覚を感じたことはないでしょうか。

                   

                   

                  この状況を変えるヒントは実は先進国の強みの中にあります。

                  先進国の強みは、

                  ・最先端の技術

                  ・効率化されたマネジメントシステム

                  ・ホスピタリティあふれるサービスクオリティ

                  の3つです。

                   

                  資金力のない中小企業が全てを網羅することは難しいので、まずは一つを徹底してみてはどうでしょうか?

                   

                  狭い領域に徹底的に力を集中して差別化を図ることが、中小企業が勝つための最も有名で効果的なセオリーです。

                   

                   


                  【会計業界に明日はない!?】

                  0

                    会計業界内でも他の業界と同じように熾烈な競争が行われています。小さな事務所は承継問題も重なり、大きな会計事務所と合併(吸収)することも珍しくなくなっています。

                     

                    クラウド会計の登場により、記帳という業務はIT化され、会計事務所の仕事は激減してきています。

                    また、税務申告ソフト等のIT化により、税務顧問報酬は過去の10分の1以下となってきています。

                     

                    中小企業も業績の悪い企業は淘汰され、買い手自体が減っていき、買い手の交渉力が高まっています。

                     

                    会計士・税理士受験生の数は年々減少傾向にあり、会計事務所の採用も厳しくなり、採用コスト、人件費は上昇しています。

                     

                     

                    こんな状況で会計業界に明日はあるのでしょうか?

                     

                     

                    私はあると思います。

                     

                    会計は言語であり、計画は意図です。

                    これを扱えるのは人間である私たち会計人です。

                     

                    日本だけでなく、世界中の中小企業には悩みがあり、声にならない声をくみ取り、社長のビジョンを言語化し、明確に目指せるものにする仕事は、絶対になくなりません。

                     

                    会計事務所業界の未来はますます明るいものになっていくのだと思います!

                     

                     

                    会計業界が未来の子供たちが憧れる職業No,1になる日は近いです!!

                     

                     


                    【値引きと値上げはどっちが効果的か?】

                    0

                      中小企業の一番の関心事と言えば、「どうすれば売上を増やすことができるか?」ということではないでしょうか。

                       

                      売上を増やすための戦略は無数にあると思いますが、今日はシンプルに“値下げをしてもっとたくさん売るべきか”、“値上げをして高く売るべきか”について考えてみたいと思います。

                       

                      まず、“値下げをしてもっとたくさん売る”ことについて考えてみたいと思います。

                      値下げ戦略については、自分がどんな市場にいるかをよく考える必要があります。

                      値下げをする場合、値下げ率よりも顧客増加率の方が大きくなる必要があります。

                      しかし、市場にいるプレーヤーの数が多い場合、値下げによる市場でのインパクトは小さくなり、顧客数の増加に繋がりにくくなります。

                      一方で市場のプレーヤーが少ない場合、値下げは非常に大きなインパクトになり、一気にシェアを拡大することができます。

                      例で言えば、携帯電話業界でのソフトバンク。中小企業ではないですが、携帯電話業界では後発でしたが、価格戦略で一気にシェアを拡大しました。

                       

                      次に“値上げをして高く売る”ことについて考えてみると、値上げ戦略は、高所得者に向けたサービスや生活必需品の場合は非常に有効です。これらの市場は価格が購入の第一条件ではないため、商品の価値を高めていけば、価格もしっかりと上乗せすることができるのです。

                      そして、上述した値下げ戦略と反対の値上げ戦略は、市場の環境も反対に働くので、これも考慮して、値下げするか値上げをするのかを検討してみると良いと思います!

                       

                       

                      たかが値付け、されど値付け。自社の値付けを少し見直してみては?

                       

                       



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